ろーてくxyz blog

ローテクを駆使してIT関係でサヴァイヴしようとする人による備忘録

共著本の「図解即戦力 ITインフラのしくみと技術がこれ1冊でしっかりわかる教科書 」が発売されました(2024/11月発売)

発売から少し時間が経ってしまいましたが、改めての宣伝記事です。

ご縁があり、技術評論社さんの「図解即戦力」シリーズの新刊、「図解即戦力 ITインフラのしくみと技術がこれ1冊でしっかりわかる教科書」 に執筆者のひとりとして参加させていただきました。

タイトルのとおり、本全体としては、ITインフラの前提知識から構築・運用までを幅広くカバーした一冊になっており、ITインフラをこれから学ぶ方、配属されたけど「ITインフラって何?」というこれから実務に入られる方、あるいは知識を整理したいITエンジニアの方にもおすすめできる内容になったのではないかと思います。

実際の執筆陣も、システム運用・設計・開発など多様な現場経験を持つメンバーが参加しています。

第2章「ネットワークの基礎知識」を主に担当しました

ネットワークはITインフラの土台となる重要な要素ですが、最近ではクラウドの普及により、システムの開発や運用において、オンプレミスでシステムを開発していた頃に比べてネットワークをあまり意識せずに済む場面が増えてきました。

これは非常に良い変化だと感じていますが、一方でネットワークの仕組みを理解しておくことには今でも大きな意味はあると感じています。
たとえば、トラブルシューティングの場面で原因を切り分けやすくなったり、自分で構成を考えられるようになったりと、日々の業務において大きな武器にもなりえます。

また、「ネットワークを使う側」から「作る側」へと視点を広げる、そんなきっかけの一つになれば嬉しいなという思いも込めて執筆しました。

執筆の裏話を少しだけ

今回の執筆にあたっては、アンダーレイ/オーバーレイの話や、インターネットがどうつながっているのかといった、より技術的に踏み込んだテーマの案も出していました。
ただ今回は、全体の構成とのバランスを考慮し、シンプルに要点を押さえる構成に落ち着きました。

また、自分の言葉で説明しようとしたときに、「例えの表現が意外と限られているな」と感じる場面も多く、読者に伝わりやすい説明や表現にするためにはどうしたらいいか、そのあたりは結構悩んだ部分でもあります。

加えて、これまで実際に私が運用現場などで経験してきたポイントも、いくつか盛り込むようにしました。

書籍執筆に携わるのは初めてでしたが、企画の段階から校正に至るまで、編集の方々に丁寧にフォローいただき、安心して取り組むことができました。
この場を借りて、改めて感謝申し上げます。

増刷されました!

ありがたいことに、2025年3月のタイミングで増刷が決まりました。

多くの方に手に取っていただき、本当にうれしい限りです。

ご興味のある方は、ぜひ書籍ページや書店でチェックしてみてください。

📖 書籍の詳細や目次はこちらからご覧いただけます:

👉 技術評論社の書籍紹介ページ
gihyo.jp

👉 Amazon Japanの書籍紹介ページ

今後も継続して執筆はしていきたいと考えていますので、どうぞよろしくお願いいたします。